2024年9月20日(金)に、ザ ロイヤルパークホテル アイコニック東京汐留にてチームボックス初の「ファミリープレミアムミーティング」を開催しました。ご参加いただいた皆様には、心より御礼申し上げます。本イベントは、これまでチームボックスとともに人と組織の成長に意欲的に取り組んでこられたお客様にお集まりいただき、お客様同士の交流を楽しみながら組織作りのヒントを持ち帰っていただく機会として企画したものです。
今回のレポートでは、ご都合により参加できなかった一部のお客様や、チームボックスの取り組みに関心のある新規のお客様へチームボックス独自の学びの機会を知っていただくために、イベントレポートとしてご紹介します。
【イベントタイムテーブル】
冒頭、開会のご挨拶として、代表の中竹 竜二から今回のファミリープレミアムミーティングを開催するに至った経緯が話されました。
「我々の自慢は、学びに貪欲なお客様が多いことです。そういったお客様同士が、業種を超えて交わっていただく場としてこのミーティングを開催しました。リーダー育成や組織作りのヒントになるお話なども用意していますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。」
中竹からは、個人で務めている日本オリンピック委員会(JOC)での指導者領域のサービスマネージャーとして経験したエピソードをもとに、リーダーがチームメンバーにかけるべき言葉についての話も紹介されました。
きのこの総合メーカー・ホクト株式会社の代表取締役社長 水野 雅義様に乾杯のご発声をいただきました。
「トレーニングを積んでいくと、組織全体が変わります。今日お集まりになっている皆さんは、組織を変えたいという同じ志を持った仲間だと思っています。ぜひ今日は率直に語り合ってください!」
乾杯の後は、食事を楽しんでいただきながらの歓談の時間がスタートしました。
パーティーの中盤では、「Most Unlearning Company」の表彰が行われました。「Most Unlearning Company」とは、チームボックスのトレーニングを通して「組織をあげて人と組織の変化・成長のために情熱を持ち、最も精力的に改革に取り組まれた組織」として選出・表彰するものです。
今回受賞されたのは、株式会社西武ライオンズ様。野球界発展のため、日本一の人材育成集団を目指して複数年にわたり組織改革に取り組まれている点を選定のポイントとさせていただきました。球団本部長の飯田 光男様と球団本部チーム統括部長 兼 企画室長の市川 徹様から、受賞にあたってコメントをいただきました。
「チームを強くし、毎年優勝する常勝軍団を作るには、選手だけでなく指導者の育成も不可欠です。最初は、『こんなことに何の意味があるんだ』という反発もありましたが、今では全員が積極的に参加して年々チームのレベルも上がっています。」(飯田様)
「当初、中竹さんから、人や組織文化が変わっていくには5年から10年かかるとお聞きしました。ちょうど導入から5年経ったので、来年からその成果が本格的に現れるのではないかと期待しています。」(市川様)
西武ライオンズ様とチームボックスの取組み:https://corp.teambox.co.jp/specialinterview3/
一橋ビジネススクール特任教授の楠木 建氏をゲストにお招きし「リーダーの好き嫌いと、強い組織を作る意思決定」というテーマで、「良しあし」と「好き嫌い」の違いや「経営や仕事との関連性」ついて講演いただきました。
楠木氏:「仕事こそ、好き嫌いが物を言うんです。インセンティブを目当てに無理やり努力するのではなく、努力自体を楽しむことが大切。つまり『無努力主義』になることで、技術やスキルが向上し、仕事の成果も上がります。僕は、昔から言われている『好きこそものの上手なれ』という言葉が、仕事で成功する最強の論理だと信じています。」
続いて、楠木氏と中竹による対談では、先ほどの講演でお話しいただいた「好き嫌い」の重要性から、本当の「好き」を見つける方法について取り上げられました。
楠木氏からは、「具体化と抽象化を往復する作業が必要です。例えば、日常生活や仕事の中で具体的に楽しかったことや嫌だったことを、もう一段階上に抽象化して考えてみる必要があります。」といった具体的な内容についてお話しいただきました。
最後に、チームボックス取締役の瀬田 千恵子より閉会のご挨拶をさせていただきました。
チームボックスが昨年10周年を迎えたことを振り返り、「ここにいらっしゃる皆様に支えていただき、一緒に学びの場を作らせていただいているからこそ、私たちがここにいられるのだと強く実感しています」と感謝の意を表しました。
さらに、「最後に一つ、私から皆様へお願いがございます。これからもチームボックスの挑戦は続いていきます。どうかぜひ、皆様も私達と一緒に成長し続けてください。」と呼びかけ、盛況のうちにイベントは終了しました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。