Check Point 01

さらけ出しているか

事例一覧2

傾聴が相手の行動を主体的に変え、自己の感情的な言動も変わる

役職
事業部マネージャー
業種
総合ビルマネジメント
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

相手の意見や感情を顧みずに指示命令を繰り返し、失敗したメンバーに対して感情を露わにしていた。自分と話が合うかどうかが信頼関係にも影響し、利己的な思考が言動を左右していた。またチームの成果はリーダーである自分の成果に寄るものだと思い込み、メンバーの育成を後回しにさせ、リーダーがNo.1プレイヤーでなければならないものと勘違いしていた。

トレーニング後

メンバーとの対話で相手の話を受け止め傾聴するようになると、メンバーが自ら考えや思いを素直に語るようになり、関係性が深まっていった。感情をぶつけるのではなく素直な気持ちをさらけ出したことによって会話や笑い声が増え、メンバーが主体的に考え行動するように変わり、チーム全員で成果を分かち合う喜びをも実感できるようになった。

リーダーが自ら本音をさらけ出し、自分の課題に正面から向き合う

役職
営業課長
業種
専門商社
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

自分の価値観に合わないメンバーを自然と排除していた。例えば、仕事に対して真剣味が足りないと感じるメンバーに対して「避ける・諦める」と言った接し方をしたり、自分の価値観をメンバーに伝えることはせず「こいつダメだな」と切っていた。それがメンバーへの態度に出ており、リーダー自身がメンバーとの間に壁を作っていた。

トレーニング後

「こいつダメだな。」と思っていたベテラン社員に思い切って自分の本音をさらけ出し、自分の想いや考えを正直に伝えてみた。その結果、自分や会社に対する課題を聞き出すことができ本人を深く理解することができた。今まではそうした考え方のすり合わせることを避けてきたが、もっと本音をさらけ出してメンバーと対話をしなければ自分とメンバーが同じ景色を見ることはできないと、リーダー自身の問題であることに気づいた。

事例一覧2
Check Point 02

自責しているか

事例一覧2

自己を俯瞰することで人を育てる立場としての責任を自覚する

役職
主任
業種
競走馬の生産・育成・販売
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

相手の状況や感情を理解しようとせず、一方的で感情的な発言をすることが多かった。特に自分のペースを乱されると、相手が正しくても苛立ちを露わにし反論していた。できないメンバーを理解しようとせず、卑下し否定ばかりする感情的な自分になってしまうのは、相手のせいだと思い込んでいた。

トレーニング後

グローストレーナーとの1on1や日々の振り返りを通じて自己の感情を言語化し、俯瞰する習慣が身についた。その結果、相手を責める気持ちが起きるのは、自分の受け止め方に原因があることに気がついた。それ以来若手の考えや思いに対する理解が進み、成長を支援することが人を育てる立場の責任だと捉え、自ら積極的に相談や助言を行うようになった。

課題を自分ごととして受け止め、自ら部下や周囲に歩み寄る行動を起こす

役職
システム開発プロジェクト課長
業種
製造業
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

リーダー1人で走ってしまって周りがついてこられなかったり、部下からの見られ方とリーダー本人の自己認識に差異が生じていた。事前に収集した部下からの匿名フィードバックにおいては、「声色が怖い」「感情が見えにくい」という声もあり。「自分に対してそのような声が上がるのは、メンバーにやる気がない、有能な人材がいないから」と要因を他者に求めていた。

トレーニング後

自分の声色や感情が見えにくいという声は思っていなかった回答だったがその要因には、日々自分が会議に忙殺されているが故に部下を傾聴・承認する機会を失っていたことにあると気づかされた。
自分に矢印を向けてフィードバックを素直に受け止め、課題を自分ごととして捉え、自ら周囲に寄り添う姿勢に変えていった。
具体的にはメンバーが安心して発言できる相談タイムをリーダー本人と1日1回実施したり、リーダーとメンバー、メンバー同士が素直な想いを伝える機会を設定した。その結果、他部署で同じ想いを持った仲間が増えたり、部下が本音を言うことができるようになったりと、周囲の変化が見られた。

事例一覧2
Check Point 03

アンラーンしているか

事例一覧2

自己の正しさを手放し、不完全な自分を認める姿勢を手に入れる

役職
取締役
業種
服飾/小売業
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

経理部門での長年の経験からリスク回避を優先し、数字面での実現性も加味して判断し、守りの姿勢でメンバーの提案を否定していた。失敗や想定外が起こることへの不安から、理詰めで相手の意見や気持ちを論破し、「自分には敵わない」と恐れられていた。

トレーニング後

経験や役割からリスクばかりを考えていた自分だったが、メンバーの話に真摯に耳を傾けることで、自分の独りよがりな結論を手放すことの大切さに気づいた。自己の言動が不安や恐れから来ることが認められるようになると自分に余裕が生まれ、自ずと笑顔が増え、メンバーからの相談も増えていった。

劣等感と向き合い、 必死にもがく

役職
執行役員本部長
業種
医薬品
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

メンバーに対して高圧的な対話をしていた。その背景には自分の理想や当時の社長との比較、ラベリングをして優劣をつけ、自分自身も足りないことへの恐れや劣等感から去勢を張っていた。

トレーニング後

高圧的な対話をしていた背景には、自分自身のメンタルが繊細であるが立場上の立ち居振る舞いからそれを理解してもらえないもどかしさがあった。また自己承認もできておらず、それが他者の承認ができていないことにもつながっていることに気づいた。
高圧的な対話という去勢の防御や自分の弱さに対する恐れを手放した。自分の弱さを認め自己受容し、人を優劣でラベリングすることをやめ、メンバーと等しく向き合う対話姿勢に変えるアンラーンをした。

事例一覧2
Check Point 04

人の成長を信じているか

事例一覧2

部下の成長はリーダーがメンバーの成長を信じることから始まる

役職
営業グループ課長
業種
医薬品
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

「こうあるべき」と完璧主義の鎧をまとい、部下に任せれば失敗すると案じて重要な案件を全て自分で抱え込んでいた。その結果、周囲を寄せつけない雰囲気を生み、孤独感や疎外感を深めていった。また、完璧にやり遂げなければ組織での自己の存在意義が失われ評価も下がるという利己的な不安から自分の既存の枠を超える行動ができず、ますます孤立していった。

トレーニング後

評価を気にするあまり、部下を信じきれない姿勢が自らを孤立させていたと気づいた。思い切って「自分も精一杯だから助けて」とさらけ出し任せてみると、想像以上の成果が生まれ、信じて託すことの大切さを実感した。「人に頼る自分でいいんだ」と自己受容できたことで心も楽になった。自然とチーム内の会話やメンバーからの提案も増え、つながりや一体感が深まっていった。

アンコンシャスバイアス(思い込み)を外してお互いを認め合う

役職
管理部長
業種
製造業
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

リーダー自身「フルガードで生きてきた」「結果ありき」「人材育成は面倒」という考え方であった。仕事は自律的に取りに行くという姿勢で「負けたくない」「成果を出さねば」という強い気持ちが上位(上位層)からも認められていたことから、その姿勢がいつしかメンバーにとっては厳しい上司と映り、メンバーに対して自律的な働き方を求め過ぎるようになり距離感が出始めていた。

トレーニング後

自分がいなくなった時に果たしてメンバーたちは、本当に自律して動けるのか、いよいよ本気で自身の関わりを変える時がきたと思い始めた。気になるメンバーへの声かけを変え、またメンバーのやる気が上がる発言にも変えた。
その結果、メンバーの反応に変化が出始めたことから手応えを感じるようになり、メンバーの微細な変化に対してもリーダーとして粘り強く関わろうとする姿勢に変わっていった。さらには、自身の価値観だった「白黒、0-100」の思考を変えたいとアンラーンの姿勢も見せ始めた。

事例一覧2
Check Point 05

習慣化しているか

事例一覧2

自分の言動を振り返り言語化することにより、物事の捉え方が豊かになる

役職
部長
業種
製造業
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

周囲から「できないやつ」だと思われることを恐れ、部長職に就いてからは、ことさら失敗の可能性がある新しい挑戦を避けていた。過去の成功体験を盾に否定を繰り返して自分を守り、否定してくる相手には感情的に反論して自分の正しさを押し通していた。

トレーニング後

日々の振り返りを続ける中で、自分の言動の背景にある考え方や物事の捉え方の癖に気づき、客観的に自分を見つめられるようになった。
「相手を変えるのではなく、自分が変わる」と決意し実践を重ねた結果、出来事や他者の言葉を落ち着いて俯瞰できるようになり、自分の感情を言葉にして伝えることも自然にできるようになった。さらに、メンバーの声に耳を傾ける姿勢が根づいたことで、改善提案が以前より増え、チームの活性化にもつながった。

日々の振り返りで自分の思考のクセや思い込みを客観的に捉え気づきを言語化し続ける

役職
管理部長
業種
製造業
トレーニング前
トレーニング後

トレーニング前

社内外との関係構築や協力体制を積極的に行っていた一方で、ある部下に対する関係性に悩んでいた。「部下は変わらない」というリーダー自身の諦めと思い込みから、仕事に対する関わり方を一方的に押し付けていた。

トレーニング後

部下が変わらないのは、リーダー自身が相手の立場に立って話を聴くことができず、常に自分の正解を持ちながら聴いてしまうからだと気がついた。 日々の振り返りで自分の思考のクセや思い込みを客観的に捉えて気づきを言語化し続け内省を深めていった。また、部下との面談では質問、傾聴、承認し、部下の考えや思いを引き出す姿勢と行動に変えた。

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